AGA治療- 抜け毛対策 – Life with Benefit

最近では電車の中でもAGA治療や薄毛対策についての広告をよく見かけるようになり、男性だけではなく女性の方々にも、広く一般的になってきています。

私自身も頭頂部から前に向かって髪がこの１年で相当な量が抜け落ちてしまい、お風呂の後に毎日のようにため息をつく毎日を過ごしておりました。当時はお風呂の排水溝の髪を集めるグッツには現実を突きつけられるものの、毎日髪の毛の量を見るツールとなっていることに今では買ってよかったなとも思っております。
今日は、そんな私の薄毛対策の実体験と実際に読んだ著書の内容をまとめていきたいと思います。

1.薄毛や抜け毛のメカニズムについて

まずはじめに薄毛のメカニズムについて、数冊の著書から簡単にまとめていきます。
人々の髪の毛には２種類あります。前頭部と頭頂部に生える毛の種類①と２頭部と後頭部の種類②に分かれています。
気づいている方も多いと思いますが、この前頭部と後頭部に生える毛の種類①がある酵素を含む毛となっており、薄毛で悩む方々は前頭部から頭頂部にかけて薄毛になっているかと思います。

この前頭部から頭頂部にある毛にはある酵素「5α還元酵素II型」が含まれており、こちらが
男性ホルモンであるテストステロンと言う成分をDHT（ジヒドロテストステロン）に変換してしまいます。
その後、DHTが毛根部に付く事で毛根の周期を短くしてしまいます。
この周期が短いと髪の毛が短い状態で成長が止まってしまい薄毛に見えてしまう原因となります。

髪の毛は永遠に伸びているわけではなく、もともと100本以上毎日入れ替わっています。
髪の毛はそれぞれ下のような周期サイクルになっています。

成長期	３−７年	髪の毛が伸びる期間
退行期	２−３週間	休止期への移行期間
休止期	３−４ヶ月	毛根が浅くなり生え変わる準備
替毛期	数週間〜２，３ヶ月	生え変わり期間

この毛サイクルが乱れると次の毛が生えてくるまでの期間が長くなり、薄毛になってしまうということになります。
また成長期が短い状態が続き、短い産毛のような状態の毛ばかり生えてしまい目には見えない100分の3mm程度の毛ばかりになってしまう事を薄毛の状態と皆呼んでいるようです。

薄毛の原因

１．遺伝
自分の両親の遺伝により、先程の酵素の活性化が高いや低いの影響があります。
この活性化は特に母親の父親から遺伝し、特にこの髪のDHTへの感度は遺伝の影響が大きく影響しています。
この感度は母親の染色体からの影響します。

２.　生活習慣
遺伝以外には生活週間も大きく影響いたします。
特に、下の表に書いた６つは重要な要素となります。

食習慣	睡眠不足
喫煙	ストレス
栄養不足	シャンプーなどの外的刺激

食習慣
こちらはインスタント麺やファーストフードなど炭水化物、油、糖質メインの栄養価の低い食事が原因となります。
必要な栄養素としては、毛を作るタンパク質、亜鉛、ビタミンBなどが重要な栄養素となります。
この中でもタンパク質は主成分となるので重要な事がわかりますが、夏場の汗をかくと亜鉛などのミネラルがすべて汗で流れ出てしまいます。
この亜鉛は、アミノ酸をケラチンに換える働きがあり、不足すると細胞の代謝が低下し、髪が生成しなくなってしまいます。
ここは極端に気にする必要はなかったですが、脂っこい物や栄養分の少ない物は避けるようにした方が良いです。

喫煙・睡眠不足・ストレス
こちらはいずれも、ストレスや十分な体自身の機能を低下させてしまいます。
喫煙については、血管を収縮し髪への血流を悪くすることも原因となります。
また喫煙には、ビタミンCを減らしてしまうことなども科学的に証明されています。
睡眠不足もストレスも肥満などへの影響もあります。
これを解決するのはやはり運動不足解消が必要となります。
私がダイエット（運動メイン）を始めて１ヶ月ですが、毎朝３０分の運動をすることで１ヶ月で６kg痩せてきました。
これからあと６kgを目指して活動していますが、髪への良い影響もあるのでぜひとも運動はおすすめしたい事です。

シャンプーなどの刺激
こちらについてはこのシャンプーを使いましょうといった事は特にありません。
しかしながら、この成分が入っているシャンプーだけは必ず避けた方がいいと実体験で思います。
「ラウレス酸Na」正式名称「ポリオキシエチレンラウリルエーテル」です。
おそらくこの成分が含まれているシャンプーの成分表示には「ラウレス酸Na」と記載があるはず。
こちらは台所用洗剤に使われる主成分で油をしっかりと落とします。しかしながら、分子量が小さいため、毛根細胞にダメージを与えてしまい薄毛の原因となります。
私も薄毛が気になりだす前から夏用シャンプーとして某有名高級化粧品店で購入したシャンプーを使っていましたが、薄毛を強く感じるようになり、２ヶ月ほどで半分以上残っていた高級シャンプーでしたが、捨てました。

３. 薄毛対策

原因欄に対策も食事面、ストレス対策、適度な運動やシャンプーについて記載させていただきました。
ここからは専門のAGA治療としても使われる対策を紹介いたします。

現在、世界で使用して効果があると言われているのは２つだけになります。
フィナステリド（ザガーロ）とミノキシジルの２つです。

フィナステリド
フィナステリドはDHTへの変換と毛とDHTがくっつくことを阻止する事ができる。
上記でお話したように、このDHTが毛根に入り、薄毛の周期への原因となりますが、その侵入を防ぐ事ができる飲む薬となります。
副作用としては、肝機能障害、勃起不全、リビドー（性欲）減退、精液量減少、射精障害、睾丸痛、発疹などとなりますが、自分自身はあまり副作用は感じませんでした。
私は筋トレを週に３回していますが、こちらを服用していると少々ですが、筋トレの効果が弱く感じる事はありました。
注意としては、毎日継続して服用する事が大事です。服用と止めてしまうと前の状態に戻ってしまいます。
また、女性の方は妊娠時には服用は禁止されています。

ミノキシジル

リアップなどのCMでよく耳にする成分が含まれる塗る外用薬となります。
内服薬もありますが、世界的には効果がまだわかっていませんが、外用薬は効果が認められています。

効果としては血行促進と髪のサイクルの活性化となります。
しっかりと栄養を運ぶために血行を良くし、休止期に入った毛のサイクルを活性化します。
そのため、個人差はありますが、１〜３ヶ月は抜け毛が増えます。
私自身も使用開始して２週間ほどで抜け毛が増えました。これは、薬が効いているサインであり、新しい毛がしたから休止期の細い毛を押し出しているようです。抜けている毛をみてみると短めの細い毛が多いことでそれを確認できます。

市販では５％含まれている物のみ市販されていますが、それ以上の濃度が必要な場合はAGA治療を行っている医師の処方が必要となります。
しかしながら、濃度を変化させても効果が早まるわけではありませんので、市販の物でも良いと思います。
女性には１％でも十分と言われています。

副作用としては、頭皮に直接塗るため、皮膚が弱い方はヒリヒリなどがあるかもしれませんが、そこまで刺激がある物ではありませんでした。
頭皮につけるように使ってください。実体験としてベチャベチャになるほどつけないと駄目だと思ってしまいますが、頭皮につけるように適量を守り使用で十分効果があるようです。髪につくとパサパサになりますが、洗えば髪は元通りになりますのでご安心ください。

あと抜け毛は一時的に増えますので、その時に辞めてしまう方が多いですが、髪が伸びる速さをイメージしていただくとわかるように２日や１週間では変わりません。早い人でも抜けて新しい毛の成長を４ヶ月ほどで感じます。
私は早く３ヶ月ほどでしたが、諦めずに続ける事が必要です。

しかし、リアップなどAGA治療も正直高く、半年や１年続けて購入は私のような一般サラリーマンには辛くいくつか使用した結果、コスト面や効果も含めてよかった物をご紹介いたします。

１．ミノカミング
結局のところ効果があるのはミノキシジルが配合されている事、後は値段と相談だと思い、一番安価で購入できたのがこちらの商品でした。
３個セットですが、毎日使うと1.2ヶ月で一本は使ってしまうので、効果があらわれる4ヶ月には3本必要となります。
３つの価格が他社で１本買う価格と同じなので、迷わず使っています。