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リボ払いとは?手数料地獄の仕組みと「絶対に使ってはいけない」3つの理由を徹底解説

「月々のお支払いが一定額でラクラク!」 「今ならポイント〇倍!自動でリボ払いに登録しませんか?」

クレジットカードを使っていると、こんな甘い誘い文句を一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。それが「リボ払い(リボルビング払い)」です。

しかし、その手軽さの裏には、あなたの資産を静かに、そして確実に蝕んでいく「手数料地獄」の罠が隠されています。

結論から申し上げます。リボ払いは、ごく一部の特殊な状況を除き、原則として「絶対に使ってはいけない」支払い方法です。

この記事では、なぜリボ払いが「やばい」「地獄」とまで言われるのか、その仕組みと高額な手数料、そして絶対に使ってはいけない3つの理由を、誰にでも分かるように徹底解説します。もし今、あなたがリボ払いを利用しているなら、そこから抜け出すための具体的な方法も紹介します。

正しい知識を身につけ、大切な資産を守りましょう。

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「リボ払い」の仕組みとは?分割払いとの決定的違い

まず、リボ払いがどのような支払い方法なのかを正確に理解しましょう。

リボ払いとは? 毎月の支払額を(ほぼ)一定額に固定し、利用合計額(残高)に対して手数料を支払っていく方式です。

多くの人が混同しがちな「分割払い」との違いが、リボ払いの危険性を理解する上で非常に重要です。

比較項目 リボ払い (Revolving Pay) 分割払い (Installment Pay)
毎月の支払額 ほぼ一定(例: 毎月1万円) 利用額と回数により毎回変動
支払回数 決まっていない(利用残高による) 決まっている(3回、6回、12回など)
手数料の対象 利用残高すべて 利用した商品ごとの金額

リボ払いの罠: 一番の罠は、いくら買い物をしても毎月の支払額がほとんど変わらない点です。例えば、月1万円の支払設定で、5万円の買い物をしても、さらに3万円の買い物をしても、支払額は1万円のまま。これによって、お金を使っている感覚が麻痺し、利用残高が雪だるま式に増えていくのです。

リボ払いを「絶対に使ってはいけない」3つの理由

では、なぜこれほどまでにリボ払いは危険なのでしょうか。理由は3つあります。

理由1:異常に高い手数料(金利)

リボ払いの手数料は、実質年率15.0%前後が一般的です。この「15%」という数字がどれほど高いか、他のものと比較してみましょう。

  • 消費者金融のカードローン: 上限金利は年18.0%程度。ほぼ同じ水準です。
  • 銀行のマイカーローン: 年2%~4%程度。
  • 住宅ローン: 年1%前後。
  • 株式投資のリターン: 年5%~7%でも優秀と言われます。

つまり、リボ払いは「消費者金融からお金を借りて買い物をしている」のとほぼ同じ状態であり、優秀な投資リターンを遥かに上回る「損失」を自ら生み出していることになるのです。

 

理由2:支払い期間が長期化し、元金が全く減らない

「毎月の支払いが楽」というのは幻想です。その支払額の多くが手数料に充てられ、肝心の元金(本来の利用額)がほとんど減らないという事態に陥ります。

【シミュレーション】10万円のバッグを、月々5,000円のリボ払い(年率15.0%)で購入した場合

支払回数 支払額 うち手数料 うち元金充当 支払後残高
1回目 5,000円 1,250円 3,750円 96,250円
2回目 5,000円 1,203円 3,797円 92,453円
3回目 5,000円 1,155円 3,845円 88,608円
... ... ... ... ...
23回目 4,533円 56円 4,477円 0円

結果:

  • 支払総額: 114,533円
  • 手数料総額: 14,533円
  • 支払期間: 23回(約2年)

たった10万円の買い物に、1.4万円以上の余計な手数料と、2年近い歳月がかかるのです。利用残高が増えれば、この状況はさらに悪化し、いつまでも返済が終わらない「リボ払い地獄」に陥ります。

 

理由3:利用残高を把握しにくく、金銭感覚が麻痺する

理由1、2の結果として、これが最も恐ろしい psychological trap(心理的な罠)です。毎月の支払額が一定なため、自分の利用残高が今いくらなのかを把握しにくくなります。

「まだ大丈夫だろう」と買い物を重ねるうちに、気づいた時には返済が困難なほどの巨額な残高になっている…これがリボ払いで自己破産に至る典型的なパターンです。

 

もし既にリボ払いを使っていたら?抜け出すための対処法

 

もし、この記事を読んで「自分もリボ払いを使っている…」と青ざめた方がいても、大丈夫です。今からでも抜け出す方法はあります。

  1. 利用残高と設定を今すぐ確認: まずはカード会社の会員サイトにログインし、「リボ払いの利用残高がいくらあるか」「今後の買い物が自動でリボ払いになる設定になっていないか」を必ず確認してください。
  2. 繰り上げ返済・一括返済をする: ボーナスや貯金など、手元に余裕資金があれば、すぐにでも**「繰り上げ返済」または「一括返済」をしましょう。1日でも早く返済すれば、その分支払う手数料は少なくなります。カード会社に電話するか、会員サイトから手続きできます。
  3. 月々の支払額を増額する: すぐに繰り上げ返済が難しい場合でも、月々の支払額をできるだけ増額しましょう。毎月の負担は増えますが、返済期間が短縮され、結果的に支払う手数料総額は減ります。
  4. 今後の支払いは「一括払い」に徹底する: 自動でリボ払いになる設定(「自動リボ」など)はすぐに解除し、今後のカード利用はすべて「一括払い」に切り替えましょう。
  5. (返済が困難な場合)専門機関に相談する: もし自力での返済が困難なほど残高が膨らんでいる場合は、一人で抱え込まずに、消費生活センターや、弁護士・司法書士が行う債務整理の無料相談などを利用しましょう。

 

結論:健全なキャッシュレスライフを送るために

 

リボ払いは、一見すると便利な支払い方法に見えますが、その実態は「クレジットカード会社が提供する高金利のローン商品」です。

クレジットカードは、手数料のかからない「一括払い」で、自分の支払い能力の範囲内で使うのが大原則です。このルールさえ守れば、ポイントが貯まったり、支払いがスムーズになったりと、私たちの生活を豊かにしてくれる便利なツールです。

賢くカードを使いこなすには、特徴の異なるカードを適切に組み合わせるのがおすすめです。以下の記事で、あなたに合った最強の組み合わせを見つけてみてください。

甘い言葉に惑わされず、リボ払いの危険性を正しく理解し、健全でメリットのあるキャッシュレスライフを送りましょう。


(再度表示)この記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。本記事はリボ払いの危険性について解説するものであり、金融商品に関する最終的な判断はご自身の責任で行ってください。返済に困った場合は、速やかに専門機関にご相談ください。

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